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2018-12-26 05:38:00

〜今年のクリスマスのお料理〜


めちゃくちゃ盛り付けに時間がかかる前菜でした(^^)

池嶋君が何度も試作をしたユリ根のモンブラン!
下にはパートフォンセというキッシュに使う生地と
酸っぱいりんごのジャム🍎

剣先イカとキャビアのただシンプルな内容のない料理に見えて、実は野菜の下に同じ色に全てしあげた食べるまでわからないソースを(笑)
(焦がしたカリフラワーのソース、バーニャカウダをペーストにしたソース、フォワグラのペーストにイタリアの魚醤をかけると魚の肝のような味になりお皿の食材を1つにまとめリッチ感を〜)

※ランダムな盛り付けに見えて実は全ての位置と向きまで決めていたんです😅

京極くんが考えた蕪と柑橘の前菜!
薪で焼いたスカンピに天然の白身魚(写真は淡路産天然鯛)をフライパンのみでレアソテーに
アクセントにココナッツの甘くないクッキーと 
ココナッツとグレープフルーツ風味の蕪のパスタ、8時間乾燥させた蕪の葉とともに〜

ナオキくんが考えた今年の発明品レモンのパスタ!
タリオリーニという生パスタをレモンのソースであえ、
鰻を一度網焼きにし、その後ブイヨンで蒸し煮にし盛り付けて、そこに鮑とつぶ貝の煮込みを細かく切りソースにし、
トウモロコシのスプラウトをのせました(^^)

天然の魚介を10種類くらい使いサフラン風味のスープをつくり、それで発酵調理したメカジキとともにリゾットをつくり、小松菜のスプラウトとセコガニで作った鮑をのせてます🦀

牛ヒレ、フォワグラ、フランス産黒トリフとロッシーニ風という古典料理に使う材料にアレンジし、低温調理したフォワグラにカラメルソースをコーティングし、ピスタチオとカシューナッツをまとわせたフォワグラキャラメル、
小さな頃に兄とストーブの上でミカンを焼いていた味が忘れられずによく付け合わせに使う焼きミカン、
これだけだと甘い料理になるので、トレビスという苦い食材をチップにし添えました(^^)


ホワイトチョコレートのケーキ、ロベルトカレラオープン時に、
イタリアで教えてもらったリコリス風味のホワイトチョコレートのムースをお出ししておりましたが、僕はかなり好きでしたが、全く人気がなく(涙)
リベンジでナオキくんと相談してケーキにしたところ、これがめちゃ美味い‼️

自分を曲げないためにその時に合わせていたパインアップルのコンポートを今回はペーストにして、盛り付け食感と
味の広がりあたえるために相性の良いアーモンドとホワイトチョコレートのチップ、苺を添えました(^^)



毎年、お盆が開けた頃からクリスマスメニューを考えだし
丁度クリスマスシーズンは特に魚介の種類が海のシケや
年末ということで食材がそろいにくく、かなり限られた条件を前提に料理を考えるため、当日までの4ヶ月くらい
生きた心地がしない感じです(笑)
そして、当日に魚介がない可能性があるのでいつもドキドキです😱

僕が考え込んでいる時期と
夏からだんだん太陽が出ている時間が短くなり、冬至を迎える日とほぼ一緒なので、
冬至が終われば毎回気持ちが晴々して陽射しもめちゃ気持ちよく明るく感じます😆

皆様ありがとうございました🙇🙇🙇